これからの予定

なにがえる??

昨年伐採したスギの年輪を数えて逆算すると
1955年生まれだった。
近所のおばあさんにその木が植えられたころの話を聞いた。
戦後まもなくは食糧難で、その林はしばらく畑だったと。
粟・稗を植えていたらしい。

この話を聞いてから、
あたりの山々はいつごろ植林されたのか。
山にまつわる歴史を知りたくて、
郷土や金原明善という人の本、森林や植物の本を読むうち、
何年ぶりだろう、今年は夏山に登ろうと思いついた。

衣食住すべてにケチケチしながらハローワークの往復だけで
過ごすのは、退職前の生活に似ている。
収入を得るためだけの仕事にもぐりこむにしても、
長期休暇なんて取れるわけがない。
それまでの自分の働き方を見直したい気持ちもある。
四国巡礼したいと言ってたのに、失業にめげ気味かもしれない。

山を手に入れたのは、森を作りたかった他に、
山にゆくまとまった時間が取れなかったからだ。
退職理由とはいえ、現在地にこだわりすぎだ。
無職といって誰に外出を咎められるものでもない。

もうずいぶん縦走なんてしてなくて、足に不安もある。
テントや食糧を担ぐのはきついだろうから小屋泊まりでいい。
久しぶりに針葉樹林帯の匂いがかぎたくなった。

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結局

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辞めた理由を書いてみたけれども、

自分なりのつもりで書いた山のことも
読んだり聞いたりしたことからの影響が入っている。

結局、転勤がいやだったということか・・・
そこに力点を置いた方がわかりやすいな。

セミナーで面接の練習をしたメンバーで、
結婚後ずっと仕事の関係で別居していたが、
同居したいので仕事を辞めたという人がいて、
理由としてなるほどと思った。
上手に説明されていたが、
興味本位で意地悪な質問ならいくらでもできる。

どこまで心情や事情まで突っ込んだ説明が必要だろう。

4つの窓にもある、自分に見えていない自分の姿が
面接官には見えることもあるだろう。それならそれで仕方ない。
この辺で割り切って、自己棚卸に移る。

職務経歴書のファイルを見直してからハローワークへでかける。

2週間ぶりの下山(?)
ガソリン代だけで2000円ぐらいかかってしまう。
なのでついでにスーパーへ買い出しとか税金の支払
(ああ、M市の住民税がうん十万円!源泉徴収されて気にもしていなかった
税金の額の大きさ。わかってはいたけどやはりジャブが効いてくる感じ。)

途中、秋野不矩美術館に立ち寄ること。
楽しみも確保しなくては。

なぜ辞めた。

クマイチゴ

私の祖父母の家は、
仁和寺のそばの小さな沢ぞいにあって、
松や杉に囲まれて夏でも涼しいところでした。
裏山は登ると松の疎林になっていて京都市内が一望できました。
低い山でしたが、ずっと北山杉のある山奥まで
続いていくということでした。

祖父母はよく私を山に連れてくれました。
小山に四国霊場を模して八十八のお堂を配置した、
御室八十八霊場があって、ここを廻るのが夏休みの楽しみでした。

学生のとき友人に連れられ徳本峠を越えて上高地に入って以来、
山を歩くのが好きになりました。
それほど多くの山に登ったわけではありませんが、
就職してからも山歩きは続けていました。
京都で北山を歩く人たちと出会って同行させてもらううち、
アルプスにある手付かずの森林だけではなく、
人の手が加えられつつも自然と調和した美しさを保っている里山に
興味を覚えるようになりました。

私が山を歩く一番の楽しみは新緑です。針葉樹の若葉も美しいのですが、
ナラやクリといった広葉樹の淡い緑を見るのがいいです。
山の奥では針葉樹の濃い緑と広葉樹の淡い緑がパッチワークになっている
ところがあってとても美しいです。
潅木もクロモジのやミツバツツジの花。花だけでなく
緑の新芽が一斉に咲くのを見るのが楽しみです。

新緑に囲まれて野山で寝泊りするうち、山を眺めるばかりでは
物足りなくなってきました。
自分の好きな木を育てられる、自分だけの小さな山を手に入れたくて、
当時の勤務地から日帰りまたは一泊で滞在することのできる山林を
求めて房総・那須・遠州を歩き、ここ春野に決めました。

6年前は大きな切り株ばかりの伐採跡地でしたが、いまはカシやクリ、
杉や松といった高木も伸びはじめ少しずつ林らしくなってきました。
しかし本業はサラリーマンなので手入れが行き届きません。
そうするうちに島根に異動になりました。

島根に行ってみて春野町に通えるか試してみましたが大変でした。
1年に2回。来たところで何もできずに帰るだけでした。
島根にも三瓶山などすばらしい山はありますが、
6年間育つのを見てきた春野の山に愛着があります。
山を手放すつもりはありませんでした。

日本の山林の多くは放置され荒れているといわれています。
私は自分の山の手入れをしたいと思っていました。
その自分自身が山を放棄するのは残念でした。

山を簡単に取り替えることはできません。売れるとも限りません。
島根で山を持ったとしても異動になれば手放さなくてはなりません。
しばらくは山のことはあきらめて生計のために仕事を続けていましたが、
ある日ふと、仕事をやめて春野の生活を選んだほうがよいような気持ちに
なってしまい、会社に退職の願い出をしました。
山が自分の心の大きな部分を占めていたのだと思います。

これからの身の立て方はまだ定まっていません。
引越しの荷物も整理できておらず、家の手入れもしながら
この地に落ち着けるよう手探りの状態です。

理由

サワガニ


隣の空き家の様子をその親戚の方が見にこられて、
うちにも立ち寄られた。

早速、インスタントのコーヒーを淹れて、世間話。
とにかく、いまの自分はもっとコミュニケーション力を
つけねばと一生懸命世間話をする。
山の仕事もお金にならず、過疎化が進んだことなど
話を聞く中で、
どうして会社をやめて春野に住むのか、
まだ引っかかりを感じながらも話をする。

そのおじさんはわたしの話をふんふんと聞いて、
春野が好きでここに移り住んだんだというと、
ぱっと顔がなごんで、
「そうさ!どうせ生活していくだけのことだもの、
仕事さえ見つかればどこに住んだって同じごとだよ。」
と軽く言ってのけられた。

木下恒雄著 気田川河畔民俗誌3 山林の思想に

「それは素朴の心情というべきか、山、山の環境に
住み暮らす人にとっては、言葉にできんもの、
ある種の気持ちが、自然と構成されている。
そしてそれがずっと持ち続けられている。」

と書かれていて、良い本だなと思った。
山が好きということは
わからない人に説明するのは難しいのだけれど、
まちがいなくそういう気持ちは存在するのだから
なにもうしろめたさを覚える必要ななかった。

ただ、「そこに山があるから」なんて
一流クライマーにしかいえないせりふはだめで、
少なくとも自分の言葉で
ここに住む理由を詰めてみようと思う。

「厳しいかもしれないけれど、自然体で通してください。」
東京時代のかつての上司からメールを頂いた。

履歴書の添削

就職の応募に備えて、履歴書をささっと書いて、
いつでも面接に臨めるよう準備したつもりが、
就職支援セミナーで指摘されてしまいました。

なぜ、働き盛りの、しかもこれまでずっとおなじ会社で
勤めていた人が突然自己都合で退職したのか。
履歴書を読む側としては、絶対気になるので、面接で
突っ込まれますよ。と。

セミナーはグループ学習形式であったため、
ほかの参加者からも率直な感想を頂きありがたかったです。

「なんで、そんな山奥で暮らしたいのか理解できない。」
「ああ、田舎暮らしの人なんだ。」
「いいところですね。あそこは毎年キャンプに行ってます。」
「最後の赴任先での仕事振りがもうひとつ伝わってこない。」

面接官も人間なので、誰もが聞きたいことは当然質問されるということが
この講習で理解できました。

自分:
いくら山が好きだからといって、この厳しい時勢に
会社を辞めて山村暮らしなんて、怠け者と思われそうで・・・
と言いかけると
講師の方:
「それは、あなた自身がそう思っているからですよ。」
と見事に言われてしまいました。

フリーで仕事をしていると(会社勤めでないと)それに似た気持ちに
なるが、読書その他のことをしていても常に仕事をしている気持ちで
いると教えていただき参考になりました。
自分がその道を選んだ理由も、常に深掘りしていく必要があります。
悩んだらまた来なさい。とも

自分は山が好きだし、NHKのラジオ番組などでは里山が好きな人、
田舎暮らしの人がいくらでも出てきて理屈なしに会話が進んでいく。
それはは当たり前のように思えていましたが、定年でもなく「会社を
辞めてまで山暮らし」の説明をきちんと整理しておく必要があります。


移り住んだ春野町のPR

春野は静岡銘茶の一つ春野茶の産地です。
(静岡茶には川根茶、菊川茶、天竜茶などがあります。)
春野茶は少し渋みがあると思いますが、
その風味は山の奥深さを感じさせます。

御前崎からはじまる塩の道・秋葉街道をたどり、
遠州森町を経由して一時間ほど杉の山を走ると春野の町に入ります。

宝塚歌劇団のレビュー「パリゼット」の主題歌「すみれの花咲く頃」は
春野出身の白井鐵造の訳詩・演出によるものでした。

「河内」と書いてこうちと読ませる地名もある気田川は
春野の中心に位置する山に囲まれた清流のたたずまいです。

気田から街道をそれて細い国道362(サブロクニ)号を走り、
大井川へぬける町境の少し山道に入ったところに
現在のわたしの仮住まいがあります。

山奥とはいえバスも通っていて孤立無援ではありません。
数軒のお茶農家に囲まれて暮らしています。

ここで、春野のPRをします。

もし、春野に訪れられることがあれば
山深い自然を味わうと同時に、
遠州・駿府をつなぐおもしろい旅ができると思います。

みどころ:
茶畑、山林、気田川(アユ釣りやカヌー)杉川(マイナスイオンたっぷりです。)
岩嶽山(きついです。)
気田商店街、図書館、市営浴場、白井鐵造記念館、
実はまだ行ったことのない場所が多いので、
町内を食べ歩きながら観光スポット探索中。

交  通:
静岡方面から国道1号線藤枝バイパスを川根本町方面出口で降り、
左に大井川を見て走り下泉から国道362に入ります。
遠州方面からは浜松西、浜松、袋井の各インターから国道362を目指してください。

お薦めは、遠州浜名湖鉄道、大井川鉄道、秋葉バスなどローカルの鉄道バスを乗り継ぐ旅ですが、
私の住むあたりで路線が一部切れています。
民宿に泊まれば、交渉によっては最寄り駅までは送ってくれるかもしれません。
(泊まったことがないので、保証の限りではありません。)

結構、知らないことが多いので勉強中です。

今日は春野町の図書館で宝塚歌劇団月組の出演する、
「パリゼットin春野」のビデオを借りてきました。
どんな物語なのかはじめて見ることになります。

朝夕に響く町のチャイムのメロディは、
「すみれの花咲くころ」です。
     

BLOG再開

ようやくインターネットに接続できる環境が整いました。
ネットワークからの隔絶には本当に不安を覚えました。
町から遠い山里では、通信手段が弱いと交通費が跳ね上がります。

この2ヶ月間で失業中の境遇に変わりはありませんでした。
心境は、職を失った痛みが分かりかけた頃になるでしょうか。

残念ながら、原稿を書き溜めることはできませんでしたが、
まずは、
元気にやっていますことをご報告し、ブログを再開したいと思います。





プロフィール

いちしんふたば

Author:いちしんふたば
Iターンで転職も成功!
を夢見たけれど
事は予定どおりに運ばなかった
いちしんふたばの
さて、これからどうする?

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