スギ

スギ外観
スギ人工林
スギ端材
スギの葉
ある日同僚が、「スギヒノキは人工林だから自然じゃないんだ。」いうので
「へ?」と思いました。その同僚に限らず、
「昔はかなぎ(広葉樹)があったのにみんなスギヒノキに変えてしまった。
だから・・・だめなんだ。」という話を良く聞きます。
・・・には、(野生動物の食害や花粉症、景観、水害の原因)などが入ります。
花粉症に苦しむ方は本当にお気の毒です。
私もここ数年で花粉症の症状が出てきて、
少しはその苦しみが理解できるようになりました。

今朝は台風の風が落としていったスギの黄葉を拾いに行ってきました。
薪を燃やす焚き付けが尽きていたのです。
スギの葉は着火しやすく火力もあるので、
素人の自分でも簡単に焚き火が熾せます。
さかなを焼くときにもスギの葉を使うとスギの煙の香りがついておいしい。
薪を燃やしてできる灰は、蕨のあく抜きに使います。
インクのついた紙は燃やしたくないので、ちょうど良いです。
スギの葉が線香の原料だと聞いたことがあります。
それほどスギの葉の匂いは良いはずなのです。

温暖な日本で育つスギは
北欧やロシアなど寒い地方から来る木材に比べて弱いです。
乾燥しにくく、品質のばらつきが大きくい上、加工にコストがかかると聞きました。

それでもうちの家はスギで出来ています。
スギの木目には、心落ち着く温かみがあります。
いつ朽ちるか知りませんが、先住者のご先祖が建てたこの平屋は
まだしばらくの間は持ちそうです。
男ひとり、むさくるしく暮らすだけなら何の問題もありません。
身びいきというヤツでしょうか、この土地で育った木の家ということ、
補修用の材料が山にいくらでもあること、
冬、家を暖めるのも、お風呂もスギの薪を使います。
スギは自分とって確実に手に入る、
最も身近でありがたい樹木と思うようになりました。
この木を生活に使わない手はありません。

もこもこした外観、見るからに温かそうな落ち葉の色、
穏やかなスギの感じが、私は好きです。

まだ知識もなく、早いとわかっていながら、
スギが悪者のように言われるのがいやで記事を書きました。
今後、加筆訂正をコメントで付け加えようと思います。
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tag : スギ

台風見物

車窓
台風なので仕事も早仕舞いで家に帰った。
家に帰っても雨ではつまんないな。
山のそばに移り住んだのに、
自分と山の距離は遠いまま。

と思いながら洗濯物を部屋に干して外を見たとき、
山に行って、車の中で時間を過ごすことを思いついた。
早速、車にお湯の入った魔法瓶を積んで山に入り
台風の景色を眺めることにした。

こんな雨の日にと油断した若いイノシシと小鹿を見る。
ヌルデの紅葉の下に車を停め、
出がらしのお茶に何度もポットのお湯を注いで雨粒や空を舞う黄葉を見る。

山を手に入れて、家は山に来た時の簡易宿泊施設のつもりだったのが、
移り住んでから家の方に重心が偏ったかもしれない。
雨の日は車で買い物に行くか家の仕事をあたりまえのようにしていた。

目の前のタラノキの実をついばむ小鳥の一群が来る。
巣箱も餌付けもなしに野鳥が見られる。
鳩、ヒヨドリ、黒ネクタイ、カメラを向ける暇もない。

雨がやんだ。暗くなった藪の中をうろつく。
この木は切ろうか、残そうかそんな物思いに更けていると
前方でがさがさと音がして

ぶひ!と威嚇の一声がした。

ぞぞっ。


台風抜けた。

薪ストーブ点火

DSC00682_convert_20101031000749.jpg
夜、寝ていても寒いと思う日があってストーブを焚きました。
朝の気温が13.7℃。
すこしばかり才覚がないからといってためらうことはない。
そういう先人の言葉に従ってはじめた山暮らしですが、
才覚のない悲しさ、薪のストックが少ないのです。

夏に集めたアラカシの薪はほとんどお風呂で使ってしまった。
春先に作った杉に手をつけ始めたが、目に見えて減ってゆきます。

たまに来てストーブを焚いていた頃は、
「夏の日差しが解き放たれたみたいだ。」なんて悦に入っていましたが、
いまは、自給生活も薪を心配しながらの超低空飛行です。
薪がなくなったら灯油ストーブを買うつもりでいますが、
それは単なる物欲で、意外と買わなくても一冬もつかもしれません。

うちのストーブは台所の真ん中にあります。
煙突穴を開けたくなかったので、換気扇をはずして
煙突用の円穴を開けたステンレス板をはめ込んでいます。
台所は土間並みに扱ったために化粧単板のはがれまくってしまい、
いつかはスギの板敷きにしたいと思っています。

それでも薪ストーブはこのぼろ家(住人を含む)の心臓部。
冬になると家中が
薪ストーブのエンジンで動いているような気になります。

あたらしい現場

10月の雲1
10月の雲2
10月の雲3
10月の雲4
もう夏空ではないなと思って撮りました。(10月25日)
この記事を書いている今日10月30日は台風が通過しているので、
今日の空模様を写したわけではありません。

あたらしい現場は、かなり寒いらしく、冬は木が凍ることもあるそうです。
自動車の前の道をりっぱな牡鹿が悠然と歩いてゆき、度肝を抜かれました。
今頃の鹿は長く響く声で2度、3度と鳴きます。
回数が多いほど強さのアピールになるのだそうです。

百人一首に出てくる奥山に・・・の鹿って、こんな声だったのか?
哀しいどころかすさまじい感じがします。

昔、鹿笛で鹿を呼ぶ映像を見たことがありますが、
あんなかわいい声ではありません。
仕事中に聞く牡鹿の声はどうやらチェンソーの唸りに張り合っているようです。

ときどき霧も出ます。
日も短くなり、5時前でも暗くなる日があります。

いまはもう秋

こばのがまずみ
先週、手の空いた隙にうちの山でコバノガマズミの実をとりました。
去年貰った焼酎が残っていたので果実酒にしました。(来客用)
まるばはぎ
萩は、もう見ごろを過ぎていました。
すぎの雄花
今年は夏の暑さのため、柿はだめでしたが、杉の花粉はしっかり育って、
去年の2倍は飛ぶそうです。
杭、薪、板
ひさしぶりの休みなので、大慌てで製材して、
畑の杭と薪も作りました。

田舎暮らしのくせに菜園がありません。
苗を鹿に食われるからです。
安い野菜を買いに町へ行くなんて
そろそろやめにしたい。

いま肉より野菜のほうが高い気がします。
野菜が作れたら生活がもっと楽になりそうです。
それには、野生動物の入らない柵を作る必要があるようです。
スギの杭では2年ぐらいしかもたないよといわれましたが
2年後にしっかりした柵を作るのもいい。
日頃の見よう見まねで、
2x4がとれそうにない丸太の先を、チェンソーで
鉛筆のように削ってなんとか杭5本が採れました。、

なぜ辞めた2

酒は嫌いといいながら昔の同僚とは飲む。
他にもいろいろ矛盾のある記事を綴っているという自覚はあります。

40の声を聞いてから、
がくっと飲めなくなりました。

もともと飲めるわけでなく、
お酒も仕事のうちと教えられ長年辛抱して来ました。
理性が保てなくなると煙草を吸って我慢して、
お酒を飲んで他人を不快にすることは謹んできました。

はじめ職場で飲むのは月に2、3回でしたが、
やがて、社用で飲む機会の多い部署に配属され、
毎晩のように宴席に出さされるのが苦痛になりました。

人との付き合いの中には必ずお酒が入ってきます。

でも、お酒による集中力、気力の低下が著しく
話したこともほとんど忘れてしまいました。
付き合いも会話も形だけのものになり、
飲む機会を重ねても、親密さを増すことが出来なくなりました。
人を信頼できなくなり、自信を失い不安が増してきました。

そんな中で心の屋台骨が折れてしまったのだと思います。
宴席の贅沢なご馳走、うんざりです。もう、お酒のない世界に行きたい。
そんなふうに
お酒が飲めなくなったのも会社を辞めた理由のひとつです。

どうしても切れない、昔からの飲み友達
へべれけになっても関係が壊れない人とだけは
年に数回のペースであれば
翌日の辛さを覚悟して付き合います。

もう、給料と引き換えにお酒を飲む必要はありません。
これからの人生は「お酒を飲めない。」で通してゆきたい。

すすきの中

すすきの中の小鳥の巣
すすきの中のアカマツ
すすきの中のスギ
すすきの中のヒノキ
7月、久しぶりに雨の止んだ日に、せめて山を自由に歩けるだけの草刈りをしようと、
刈払い機を持ち出してすすきの中を進んでゆきました。

むかし、生物の時間で野原にすすきが出てきたら次は林になると習ったとおり、
すすきを刈っていると、ちょんぎれた樹木の稚樹がぽろぽろ出てきます。

あ、ここにヒノキが。
ここにもマツが、
あーあ、切っちゃった。

せっかくうちの山に生えてきてくれた木を刈り取るのは忍びない。
すすきだけを刈り取るのは難しいし、
逆に露わになった稚樹は鹿に狙われてしまいます。
藪の中で目立たず生長のチャンスをうかがうのは樹木だけではありません。
巣立っていったあとの鳥の巣を見つけました。
巣には笹の葉が使われていました。

刈払い機を持ったまま、しばらくそこに立っていると、
どうも、
「草を刈るなんて余計なことはしないでほしい。」
といわれているような気がして、刈れなくなってきました。

まあ、いいや。
なにをやっても文句を言われないようにお金を出して山を買ったんだ。
なにもしなくたって、文句を言われるすじあいはない。

やたらにアラカシを切り倒して反省しただけに、
もう少し若木がどんな風に育ってくるのか静観することにしました。
やがて樹木が伸びればすすきは消えてゆきます。

うちの山が草ぼうぼうなのはほかにも理由があります。
本気で何かを探してくる人以外、人が入って来にくくなることです。

山を持つと、いつ知らないうちに人がきて山を荒らしていくか、気が気ではありません。
都会に住んでいたとき、
山を歩いて山菜を見つけたら自然の恵みと思ったのは勝手なものでした。

お酒なんて嫌い

世の中の人に知ってもらいたいです。
世の中には本当にお酒の嫌いな人がいるということを。

お酒を飲んだ翌日には世の中が真っ暗になる人がいるということを。

世の中はお酒が飲みたい人ばかりではない。

それでも無理にすすめるのなら、
そんな場所からは逃げてしまいます。

なんだよ。無理して仕事を終えて、ゆっくりしたいところをかけつけて、
飲めませんすいません。強くないんですいまあせん。・・・
そういいつつ、
遠慮しながら注がれるお酒を飲んで気分的に辛くなっているのに、
うちの山の手入れが出来てないと何で文句を言われんないかんの?

うちの山に笹が生えようが、草が生えようが勝手だろ?
こんなわずかばかりの他人の山のことに口出しするな。

そういって、これ以上その場にいてはまずいと思い。
早々に退散した秋の夜でした。

要するに山が好きで移住したけども結局山の手入れも何もできない都会者。
そんな風にしか見られていないという認識をさせていただきました。

だからといってすねてみても始まらないし、
そんな手入れの行き届かない山も自分の分身です。
自分がかわいいのと同時に行き届かない山もかわいいんです。




私は自然という言葉が嫌いです。
自然を守らないやつは悪人で、
お宅の山は、ササがいっぱいで自然とはいえない。
お宅の自然といえない汚い山がうちから見えるのが気に入らない。
要するに目に見える風景がきにいらないと苦情を言う人がいて、
ならば法的に訴えられるものなら訴えれみろ。
でも私はそれなりに楽しんでいるんです。
自然という言葉で私を責めるつもりなら、ほっといて。
私は人工を目指しているのだからといいます。


みみずだっておけらだって笹だって自分だって自然じゃないか。
COP10で話し合われている生物多様性の重大さ、ホントにわかる人いますか?
生物多様性という言葉が、
昔の個性尊重と言われた蒸し返しのように
いろんなやつがいていいんだよという話ではないのかどうなのか。

自分に都合のよい風景、植生、環境だけが自然だという人、
うちの山を笹だらけで汚いという人。そんな人はうそつきです。
笹林も味わいがあるものです。
ススキは稚樹や小鳥を守るゆりかごのようにも見えます。

うそつきかどうかはともかく、うちの山に何が生えていようと
お宅の知ったことではありません。

山芋ほり教室

imoduru
同僚の一人が、天竜のお祭りで山芋を売るのだと、
指導員に教わりながら昼休み芋ほりをはじめました。

山での休憩時間は90分。
11時半からお弁当を食べて、あとはお昼寝をしていましたが、
指導員の方に○○くんも見に行かんか?と誘われ
鍬とカスガイとをもってついていきました。

おもわぬビギナーズラックで、カスガイだけでほりあてられ、
noimo
ホクホク顔でドバヘ戻ったのを見てか、
芋ほり教室の参加者がひとりまた一人増え、
昼休みは留守番一人残して皆芋ほりに出かけるようになりました。

それどころか、朝は早めに出発、仕事前にひと掘り。
帰りも朝の続きを掘るという芋ほり同好会になってしまいました。
imohori
最初のような好条件ばかりは続きませんが、
いつのまにか芋ねたで馬鹿笑いできるような仲間ができていました。

仲間でこんなにしゃべりあって笑いあうのは、
もう、しばらくなかったことです。
こんな楽しい職場もそうはながくは続きません。あと50日足らずで解散になります。
一日いちにちが大変貴重なものに思えてきました。
前の職場の雰囲気は悪かったのだなあとしみじみと思います。


失業まであと60日を切った

浜松市の緊急雇用対策で120日間の仕事に就いてはや3ヶ月。
雇用期間の折り返し地点まで来てしまいました。
この調子でいけば年内に失業してしまいます。

面接の練習のために応募して、応募して不採用になったら、
今後の就職活動にけちがつくので全力で臨んだ今の仕事も、
なんだか、すっかり定職に就けたような気持ちで居ましたが、
雇用期間の終了があっという間に近づいてきた気がします。

またハローワークのホームページで仕事探しをはじめました。

毎年、年末に失業者の厳しい年越しが報道されていましたが、
今度は自分が失業者として新年を迎えることになりそうです。
プロフィール

いちしんふたば

Author:いちしんふたば
Iターンで転職も成功!
を夢見たけれど
事は予定どおりに運ばなかった
いちしんふたばの
さて、これからどうする?

降水短時間予報
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