ヒノキ

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「やい、ここはスギを植えるところにヒノキを植えちゃった様な森だな、
栄養がありすぎちゃって根元がぶくぶくになってらあ。」
調べると「とっくり病」という言葉が出てくる。
とっくり
とっくり?どんな病気だ?
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そういえば、そんな形をした木を何本か見た。
上の写真では枯れ枝のいっぱい付いた木の右隣が
そんな形にも見える。
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搬出の邪魔になる木を切り倒す作業は
ヒノキならではのしつこい枝に阻まれて難航した。

切り株に巨大な蟻が巣食っている木を見かける。

「虫が巣食ってるようじゃ間伐して太い
木を残したところで赤字になるだけだい。
山主は知らんで太くなるのをまって、
いずれは収入になると思っているか知らん。
お節介なようだが、誰かが言ってやった方がええじゃないだか?
全部切っちゃってコナラでも植えりゃ
13年もすればしいたけ木が取れる。
そのほうがまだましだい。」

先輩同僚が補足、
ヒノキは普通こんな畑の土のような場所ではなく
もっと痩せてガラガラしたところに植えるのだと。

資産としての山林は利殖のためのものだったが
価値が下がってお金にならないとわかると
山を訪れなくなる人もいると聞く。

うちの山にも実生のヒノキが育っている。
今度見に行ってみよう。
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杉皮むき

杉皮をむくところを指導員さんに見せていただいた。
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杉皮を剥くための専用道具があるのだが、
ここでは兼帯でやって見せた頂いた。
ポイントは
①切り倒した直後に取り掛かる。8月以降がよい。
②地面から浮いている丸太でないと剥き難い。
③90cm~1mの長さで皮に切れ込みを入れる。
S字型の切れ込みを入れる専用道具がある。
(ここではのこぎりを使用。)
④丸太の長さ方向に切れ込みを入れる。
⑤皮むき専用鉈か竹べらなどでむく。

採れた皮は3本の桟木を敷いて
1段目を1m角の正方形になるよう
隣同士が重なり合わない程度に並べる。
2段目からは下の段に直交するように
杉皮を並べて6段に積んで1束とする。
1本の杉から約3束の杉皮がとれる。

昔は杉の皮で屋根を葺いた。
屋根は下側から葺いてゆく。
軒上の最下段は6枚重ねにして、
そこから上は5~10cm程度
端がかぶさるように葺いていゆく。
(針金と細長い針を使って留めてゆく。)
杉皮の屋根は約10年もつ
屋根を葺いたらまた10年後のために
杉皮を用意し始める。

昔の山林労働者は
地主から山の木を伐る賃金の代わりに
杉の皮をとらせて貰ったという。

先祖から貰った山林を持っているというだけで
自分では労働せずに楽に暮らしていた人が
浪費をくりかえしては生活が苦しくなる一方で、
当時、安い賃金で働き貧しい暮らしをしていた人が
今では却って現金収入が入り、生活が楽になるという
身分の逆転が見られることもあったという。

ニガイチゴバニラ

ニガイチゴバニラ
日曜日の食後、
コンビニで買ったカップのバニラに
冷凍しておいたニガイチゴをのせて食べた。
シアワセダヨ。

あたらしい現場

スギとヒノキの交じり合った新しい現場
スギ林
スギヒノキ林
森のシルエット
向こうにヒノキ
ヒノキの枝
いまはこんな森の中で仕事をしています。

低い雲
雨上がりの帰り道、
手が届きそうな低い雲。

実生のコナラ

実生のコナラ
うちの山の尾根通りに実生のコナラ発見。
何本かあるコナラの木にどんぐりがなるのをまだ見てないから
動物が運んできたものだと思う。
ギャーギャー鳴くガチ(カケス)が埋めたのかもしれない。
うちにはガチの好きな山栗やエゴノキなど実のなる木がある。

春野に来てから何度か聞く話、
スギヒノキを植えても山は儲からない。
コナラを植えるほうがしいたけ木になる分ましだと
苗を植えたらシカに食われた。

指導員さんから聞いた話、
伐採地を放っておくと
やせた土地にはコナラが生えてくるが、
肥えた土地のではミズ(とよのは)※クサギのこと
が生えてくる。

頼まれて知人の山を間伐したとき、しいたけ木があって
「好きに使ってくれていいよ。」といわれて伐採したら
3年分の原木が採れたとも。

儲からないはずの林業にも儲け話はある。
ついでをチャンスにするしたたかさが必要だと思う。

コナラの実生、このまま育つだろうか?
それともシカが食うのだろうか?

コナラの苗も販売されていると聞く。
植栽されたコナラ
たまたま植栽されたコナラの林に出会う。
植栽後どんな施行をするのだろうか。
この林は植えられた後持ち主が変わっている。

tag : コナラ

仕事先は旅先です

何気ない現場の写真
今の仕事では、当たり前のように分け入れる山。
何気ない仕事現場の風景がそのうち宝物になる予感がして、
スギ人工林の風景を撮ってみる。同僚からは
「ひげをはやして戦場カメラマンです。といってごらん。」
と冷やかされる。

山林の写真って、どう撮れば情報量を多く乗せられるのだろう。

薪割りデビュー

新しく何かを始めるとき
ものすごいことだと思うのに
出来てしまえば、当たり前と言うか
たいしたことではなく思えてしまう。
薪割り台
昨年、まっすぐに切れなかった切り株を修正して
薪割りの台にする。
梅雨空の下薪を割る
譲り受けたヨキの錆びを軽く落として
積んである丸いままの薪を割ってみる。
これで気持ちよく風呂を焚けて魚も焼ける。
汗も出る。体に元気が戻る。

さて、次の仕事。
製材機の惨状
フックをねじ込む
ブルーシートを張る
これまで、製材機に直接ブルーシートをかぶせていた。
雨のたびに水溜りが出来た。
皆から「屋根を作ったほうがいいよ。」と
言われるもそんな才覚がない。
このところ2,3の現場で
ブルーシートを雨よけテントにする作業があった。

ああ、うちも軒下からブルーシートを張ろう。
そう思って昨日の買出しでシートとフックを買った。
水のたまり具合によっては、
シートの裾を紐でくくることも想定している。

窯の補修

日曜日。雨上がりの朝、
なんとなく気分が乗らない。

元気に活動できるほんの小さなきっかけが欲しい。
ニガイチゴを採りに行く。
ニガイチゴ
降り続いた雨を吸って
イクラのように膨れた実は水臭くって美味くない。
そのかわり量は多めに採れる。
甘さだけを求めるなら砂糖をなめてたら良い。
薬のようなほろ苦さと安っぽい香りがうれしい
ニガイチゴ。
モミジイチゴの苗
ニガイチゴを尻目に去年刈らずにおいたモミジイチゴが
伸び始めている。今年は実を付けていない。来年が楽しみ。
クワ
桑の実発見。ニガイチゴよりずっと甘い。
まだ小さな木なのでほんの味見程度。
鳥が運んできたのだな。
イノシシの掘った土
こねる
応急処置
せっかくイノシシが掘ってくれた土があるので、
(しかも山芋に適した赤土。)
これをこねて窯の焚き口の補修をする。
窯に粘土が巧くのらない。割れた箇所に
粘土を水で薄く溶いて接着剤代わりに塗布する。

イノシシの掘った穴

うちの山に生えるニガイチゴを採りに
ウツギ平へ行くと
イノシシの掘った穴
イノシシ喰い散らかした山芋
掘ったばかりの巨大な穴。
イノシシの仕業だ。

何を喰ったのだろうと穴の中を探ると、
見慣れた白いかけらが残っている。
ちょっとかじってみる。山芋だ!

余りにも見事な穴なので、
悔しいとかを通り越して
ここに有機物を埋めてみようと思う。

うちの山で取れるタラノキは味がない。
多分土が肥えていない。
福島正信翁が不耕起栽培をやるにも
その初期段階で土壌深くに有機物を埋めるとよいと
書いていたのを思い出したから。

イノシシの穴掘りパワーを逆手に取ることはできないか?
さんざん土地を耕させたあとで
電柵を張っても遅くはない。

土場を作る(つづき)

梅雨の長雨で
黒っぽく湿ってきた丸太を見るに、
早く板にして使ってくれと訴えている
ように思えて心苦しくなる。
仕事から帰るとばんだいの続きを作る。
ばんだい1
ばんだい2
上の写真で2本並べた丸太とその下敷きにした1本を
番線で結ぼうとしていると、たまたま通りかかった人が
「そんなところ結ぶのか?教科書に載っていたのか?」
というので、
「教科書なんかないです。」というと、
「昔からそんなところを結ぶ人はまずいない。
杭も打ってあるで、もう少し崩れないように
角度を調整して縛らずにやるのが常識だ。
でも、まあ自分の好きなようにやればいいだね。」
といって去っていった。
現場のばんだい
確かに現場のばんだいに比べて自分のは
前のめりになっている。
現場のはジャンプ台のように上を向いてる。
だからこそ杭も増やした。
思い切って指導員さんに聞いてみる。
●この番線を結ばずに済ますことがあるのか?
●番線を結ぶのは横滑り防止だけが目的か?
指導員さんが言うには、木材を高く積むなら
番線を結ぶ。余程簡易な場合なら結ばないこともある。
横滑りだけでなく、丸太が後ろからぶつかった時、
台が飛び出すのを防ぐためもあり番線を結ぶのだと。
ばんだい3
どちらを採るか?
結んだ。
せいぜい番線の無駄遣いを
非常識な奴だと笑う人がいるぐらい
どおってことない。
その人が番線を見て不愉快になるなら
上に丸太を積めば目立たなくなる。

現場現場で番線をかなり使う。
重さのある丸太を支える台を
少しでも動かないようにして
上に乗って作業する作業員の
安全を図るのは良いことだと思うが。

指導員さんのやっていることを
真似るだけでは理解したことに
ならないんだな。

自分の経歴やら経験は
今の生活では
何の役にも立たないものだったと
思い知る。
プロフィール

いちしんふたば

Author:いちしんふたば
Iターンで転職も成功!
を夢見たけれど
事は予定どおりに運ばなかった
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さて、これからどうする?

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