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別れの予感 森瑤子

ある日ブックオフで
たまたま 名前に「森」がある辺りに立っていて
読んでもいい気がする本を物色していた。
「星界の紋章」の作者・・・
「人間の証明」の作者・・・
スプーン曲げでTVに出た職業超能力者の本・・・
は立ち読みしてやめにした、

自分の理解を超えた世界を垣間見るといえば聞こえはいいが、
単に避けて通りたいだけかもしれない、恋愛の修羅場、
不倫、女性・・・のこと
でも
「透明な蒼さを湛えた暮色の中を・・・」とか
「遥かなる宇宙の草原から吹きこんでくる、五月の風。」とか
すっと目の中に入ってくる文字があってお買い上げしました108円。

・・・人との出会いや恋愛の目くるめく過程より、
その別れに興味がある。・・・
あるいは
・・・私は出逢いよりも別れが好きである・・・
なんて
恋愛に事欠かない人に違いない、しかも家庭がありながら大したものだ。

未婚歴50年以上の自分にとって
失恋のダメージは恐るべきエネルギーの損失だから
もう避けて通りたいものの代表格。

読んでみて反感を覚える箇所もあるが、
ソローは
「本というものは、それをつまらないという人ほどにはつまらなくはない。」
と言っていたし
魏志倭人伝を解読するくらいに真剣に読めば
なにか見えてくるかもしれないと繰り返して読む。

言われてみてわからなくもない。
「一見やさしそうな男たちがゴマンといて、
このなかから猫なで声で迫る狼たちを確実に除外
していかなくてはならないのだ。
大学は出たけれど、読んだのは教科書と少年マンガと
ポルノ雑誌だけみたいな男たちが、それこそ星の数ほどいる。
特に少年マンガに現をぬかしている男には要注意。」
手厳しい。


自分少年マンガもアニメも特撮も大好物。
若い独身男性だったらポルノ雑誌持っていても堪忍してほしいよ・・・。

でも、言われれていること思い当たることもある。
「こういう男の妻になった女こそ悲劇である、
何事についても自分が一番大事、自己の快楽優先であるから云々」

何かの心理テストだろうか
「峰不二子と森雪とどちらが好きか?」と聞かれたことがあって
2作め以降の不二子はスタイルが誇張されすぎて気持ち悪かったし、
では雪は?というと
ときどぎある露出シーンに子どもながら胸ときめいたことはあったけど
今思えば 性格がない。(松本零士の漫画はみんなそう)
欲望の対象ではあっても 人間として、女性としての心や人格が
ほとんどわからない。これも気持ち悪い。

たしかにそういうものにうつつを抜かしていたのでは良くない。
でも子供の頃からそういうものが周囲に溢れかえっていた。

女性のほうが優れた感性を持っているというのも思い当たる。
また話がSFまんがになってしまうけど、
大半のスペースオペラが西部劇や世界大戦の舞台を
宇宙に移し替えただけなのに
(スターウォーズですら延々と続く宇宙チャンバラに飽きて映画館で寝てしまった)
竹宮恵子の「地球へ」とか
佐々木淳子の「那由他」や「ブレーメン5」はちゃんとしたSFで
愛読していた。

もしかしたら自分たちは幼少から
おぞましい世界にいたかもしれない。
昔話しか物語のなかった時代から
一気にアニメ漫画特撮漬けにされる時代に変わって
それに内包される意図に気づかず大人になった。
それが未婚歴50年の原因だとは言わないけれど・・・



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