講習

1月29日 月曜日

まだ東京にいました。
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一日みっちり講習を受けてぐったりしました。
前の職場で取得した資格継続のための講習。
亡くなった上司に会社の費用負担で取得させ
てもらったもの。

毎年レポートを書いて乗り切っていましたが、
規格の改正があり、ことしばかりはそうは行かず
出費になるけど一日で済ませられることもあり
有給休暇をとって上京したのが今回の旅の目的でした。

実はこの資格、自分が竹光なので無駄に等しい。
ただ、勉強しなくちゃという気持ちだけは継続できるので、
放棄しないことに決めて、これを上京の口実にして
東京の旅を味わい尽くそうと決めていました。
旧交、古書店、長谷川町子美術館いろいろ考えていましたが
あっという間に予定が詰まってスケジュールはきちきちになった。

前日の教会の先生の話とはずいぶん違った。
教会ではどんなレベルの人にも合うように話しをされるが、
この日の講義は改正前の内容すら熟知していなくて、
それを理解しているものとして話が進んでゆくから苦しかった。

くたびれたので品川から新幹線に乗った。
一度改札を出て外の券売機できっぷを買う。
券売機を使えば熱海ー函南間にかかわらずsuicaが使えた。
心もとなくて1000円札をチャージしておいたが、
新幹線代を払うとsuicaの残金は210円になった。
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掛川駅でおたま号は待っていてくれた。

今回初めて夜行バスを使って
旅費、宿泊費が節約でき、出発にも余裕があっただけでなく、
目的地の到着時間が早くて思った以上にいろんなことができた。

教会で

その日の先生の話は
マタイ6−9祈りのところだった。

「私たちの罪をお許しください。
私たちも、私たちに負いめのある人たちを許しました。」

人は許したと言っても人から受けた辛い仕打ちは、
そのことがあったことは記憶に残っていて完全に
忘れ去ることはできない。時が経って心は少しずつ解けて
その当時ほどには心の痛みはなくなるにしても
どこか記憶に残っている。ほんとうに罪を許すことは神様にしかできない。
けれども、このように祈りなさいと言っているのだ。と

先生のその話を聞いた時、自分は(神様よりも)
母に許してもらいたくて何とかしたかったのに、
その機会を永遠になくしてしまった。でも母の記憶から
自分の親不孝を消し去ることは不可能だったのだ。
残念だけれど仕方がない。先生の本来の趣旨とは
違うかもしれないが自分はずいぶん心が楽になった。

また母は私をも許す気持ちでこの祈りをしただろう。

事前に連絡しておいたので
母の最後に立ち会ってくださった方から
その関係書類を受け取り
丸井の食堂街でかた焼きそばを食べながら
詳しい話を聞かせてもらう。

母がどんな気持ちで逝ったのか
こちらから無理に聞くのではなく、
自然とたくさん話を聞かせてもらえて
本当にありがたかった。
前の日に墓参に行っておいたことも
ゆっくり時間がとれることにつながったので
よかった。

その方の言われるには
教会の先生は何も話していたわけではないのに
自分の何かを見通したように
そのとき一番はっとする話をされると。

私にとってもそうなのです。
母の死を知った時の話も
「起きて布団をたたんで歩きなさい。」と
その人が一番言われたくなかったことを
言われたのだというのはまさに自分のことで
その足でハロワに行って仕事が見つかったし、
今回の話もそうだと。
簡単に奇跡だなんて言ってしまうのは軽はずみだけれど
不思議なことにそれまでどの仕事もダメだったのに
今度はやめずに続いている。

その方は決して洗礼をすすめるのではないけれど
浜松の教会にいかれてはどうですかと言われたが
自分はその方や先生の話が好きなので是非また
横浜の教会に来たいと言って、
それならまたお会いしましょうということで
お別れした。

伊勢崎長者町

もともとお酒には弱くて
飲む機会が多すぎたのも会社を辞めたくなる一因だった。
亡くなった上司はお酒が大好きでどんなに飲んでも乱れなかった。
その人との付き合いは自分にとっては諸刃の剣だった。
無理をして酒の席に付き合うことで自分の何かを犠牲にして
すべてそのせいではないにしろ親との関係にも影響した。
(だから酒の付き合いのない今の職場はしあわせだ。)
今は飲まない若い人が増えて飲み会はなくなったらしい。
そうなってしまうとなんだか寂しい。

セーブしていたつもりでも
へべれけみたいになって
伊勢佐木町のネットカフェ付きのカプセルに泊まる。
2700円
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TVも雑誌も見放題なのに酔っているしパタンキュー。
まんがは知らない作家ばかりになっている。

他の客を気にしながらロッカールームで
着替えやおみやげなどの荷物の整理はやりにくい。
余り使い勝手が良くなかった。
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ひとり3時間までパソコンが使えるというから
翌朝28日、5時に起きて買っておいたDVDに
LinuxのUbuntu派生ディストリビューションの
Lubuntu他、
Linux Mint、
Xbuntuのisoファイルをダウンロードして書き込む。
店のPCはwindows7でソフトがなくてもisoファイルを
そのままDVDに書き込めるらしい。
ほぼ3時間近くかかったから、ファイルを入手する目的で
ネットカフェに入ることを考えれば、宿泊費を2倍に使えたと満足。


朝の伊勢佐木町を駅に向かう。
もう夜は明けているのに中国人の女が
「お兄さん、飲み放題3000円よ」と声をかける。
笑って「お金ないヨー」というと
「うそー、3000円くらいアルヨー」とついてくる。
こんな時間からなんで飲み放題やねん、笑えてくる。
「お金ナイナイー」と言って手を振る。

伊勢佐木町ブルースみたいな悩ましさなんて
全く無いような街だなー

地下鉄の駅に向かったつもりがJRの関内に出た。
ちょうどよかった。
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地下道で飲料の空のパックを蹴っている少年たち。
すれ違いざまに「駅はどっちですか?」と聞いてくる。
(外国人かなハーフっぽい)
「JR?」
「JR,JR」
「こっちです。」自分の行く方を指差す。
「ホームレスの街はどっちですか?こっちです。」
(なんだ、からかわれてたのか?)
バックパック姿の自分、ホームレスぽかったのかな。
かまってきた少年は自分の食べていたジャイアントコーンみたいな
アイスを差し出してくる。(ひとなつっこいんだ。)
でも、「いらないよ、寒いから。」というと笑っていた。

関内から各停で本郷台へ。
朝食を摂っていなかったので
駅前の蕎麦屋に入る。
かき揚げ天ぷらたまごそば。
券売機でsuicaを使う。
あっちこっちでsuicaが使える。
関東の駅そばだ出汁が醤油で黒い。
たまにはこういうのもうまいなあ。
「おはよう、寒いね、早く暖かくなってほしいよ」
なじみの客が入ってくる。
店の主人が話しだす。
月曜日は大雪で店を閉めたけど
火水木と大繁盛。
寒くてそばを食べに来る人が多かったと。

母が生前通っていた教会に行く。
いつも賛美歌が始まっているから、
今日は早めに行ったら早すぎた。

寒くてたまらないから少し歩いて
高級そうな珈琲店に入る。
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時間を潰すため大盛りのコーヒーを頼む
(メニューはもっと違う名前だった)
朝は無料でトースト付きのセットにできる。
高そうな店だって思ったほど高くはない。
でもコーヒーも最高というわけだはなかった。
店の建物が気になる。

偲ぶ会

そろそろ時間なのでまた横浜へもどる。
ヨドバシで忘れてきたガラケーの充電ケーブルと
データ用DVD、CF用のカードリーダを買う。
昼ごはんを食べていなかったので相鉄口の龍王でサンマーメン。

前の会社の同僚(先輩)と待ち合わせ。
すでにその人は会社役員になっている。
いつものメンバーだけれど一番要の人がいない。
昨年の暮に亡くなられた。できればお焼香に行きたかったが
家族葬ということで遠慮し、私の上京に合わせて残った3人
当時さながらに改札口で待ち合わせ、よく行った居酒屋
でしのぶ会をした。
はめもはずさず、良い会になったが
なくした人の穴はふさがらなかった。

会社をやめるときすでに引退されていたが、
一番気兼ねしたのはその人のことだった。
せっかくそれまで大事にしてもらっていたのに・・・
自分にとっては一番のありがたい上司だった。
見習いたい、真似をしたい、
たしかにその同僚が言うように、なれるものなら
そういうTOPでありたいだろうと思う。
自分には無理なので口にも出さないが。

亡くなってしまってから後悔するのだ。
だからお互いそう思わないよう、これからも機会をもとう。
という話になる。
(そうなんだ)
親を亡くして後悔したのと同じように
亡くなった上司についても後悔した。
ひどい別れをしたわけではないのでまだマシだが、
せめてもう一度会っておきたかった。

魏誌韓伝

9:25霊園を出た。
帰りのバスで考える。
残存思念を求めて弘明寺に行くか
古本を探しに神保町に行くか

過去に縛られ自分を苛むより
先を見よう、そのまま電車で東京に向かう。

昔、神保町から秋葉原までよく歩いたから
そのままJRで先に秋葉原に寄ってみた。
なにかほしい物がありそうな気がしていたのに
昔ほど貪欲に歩きまわる気が起きない。
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ガシャポンをしただけで次いってみようー

でもまた考える。
今月はこの旅行代でピンチだし
まず品川図書館でどんな本があるのか当たりをつけて
気に入ったら通販ででも買えばいいと。

旅には一冊の文庫本。
ボロボロになった岩波の魏志倭人伝。

狗邪韓国から海をわたって1000里に対海国、
さらに1000里の海を隔てて一大国がある。
2国共に大官の卑狗、副官の卑奴母離という名が記録されている。
1000里先では通り越してしまうのだが、
解釈通り対海国=対馬、一大国=壱岐だとして、
本土側の奴国、不弥国にも卑奴母離がいて
女王国連合に敵対する狗奴国の王は狗古智卑狗という。

同じ名前があるということは同じ種族なんだろう。
記述通り対馬も壱岐にも倭人が住んでいたのだろう。
三国志に記された倭国以外の国々はどんなで、
どんな名前が出てくるのだろうか
できれば漢文と読み下し文が対比されている本はないか
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図書館は新馬場だったのに明日の宿のある北品川で降りてしまう。
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でもいいや、
本当に自分は品川の街が好きだった・・・
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図書館で早速蔵書検索をする。
三国志に関する本は
陳寿の編した正史よりも
三国志演義のほうがはるかに多い。
キーワードを「正史 三国志」に変えても埒が明かず
司書の方に相談する。
親切な方で書庫から陳舜臣の正史三国志八巻本を
出して頂いた。せっかくだったが内容は三国志の武将に関する
部分のみで辺境のことは割愛されていた。

この調子では神保町でも骨折りだったかもしれない。
図書館のPCを借りる。司書のお兄さん、
「お役に立てなくてすいません」なんて丁寧にPCの受付を
してくれる。

あや〜、
倭人伝以外の東夷は
魏書の30巻に収められていると知る。
その箇所を魏誌韓伝としている記事もあり
ネット上に原文も翻訳文も上がっている。

いかに検索するかでほしいものはネットから
取るほうが早いんだ・・・でも紙の本で見たかったから残念。
2018.01.27

墓参

7:00にJRで横浜から戸塚へ移動。SUICA利用。
7:30頃戸塚西口バスターミナルから俣野公園に。
SUICA利用。乗車時にタッチしなかったので降車時に
運転手さんに申告してカードが使えた。

8:00予定通り母の霊園に着いたつもりが、
8:00開園は夏時間で冬季は9:00開園だったから
1時間もまつはめになる。
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しばらく辺りをうろつくが寒さに耐え切れず
バス停横のローソンに避難。トイレを借りて
何を買うでもなしに店内を見て回る。

見つけた一番安くて役に立つ品物は
使い捨てカイロだった。

俣野公園は廃業した遊園地を、その遊具を撤去して
薬科大のスタジアムと霊園を含めた自然な雰囲気に
再整備された公園。ボランティアによって維持管理されている。
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並木の仕立て方に絵心のようなものを感じる。
くすのき
ヒノキ

選びに選んだ切り花を手向ける。
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でも自分には墓なんて必要だろうか?
横浜市の共同墓地の抽選に当たったとき
母は嬉しそうに富士山が見えると話していた。
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何もかも綺麗サッパリ処分して逝った母が
唯一残した墓。
この富士山は一体誰に見せたかったのだろう・・・

ここの富士山に母の残存思念を発見して
思わずはっとなる。
(母は墓参りに来てや)と言ってたのだ。
また母の心に触れにここに来ねば。

YOKOHAMA

YCATの待合室は温かだったが、
いつまでもそこに留まるのもなんだし
JRのほうに歩き始めた。
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こんなにがらんとした横浜駅見るのはめずらしい。

なんだこれは。
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光瀬龍のSFに出てくるサイボーグみたいなイメージ。
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住んでいるときは辟易していたのに
田舎にない都会の感覚が刺激的。

夜行バスで暖められた体が冷えてきた。
横浜相鉄口のMACに入る。
MACも変わったな。
以前より居心地がいい。
店内に流れる音楽も。
20018.01.27
プロフィール

いちしんふたば

Author:いちしんふたば
Iターンで転職も成功!
を夢見たけれど
事は予定どおりに運ばなかった
いちしんふたばの
さて、これからどうする?

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